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日本の伝統芸能で使われている楽器の一つを紹介します。

それは「能管」(のうかん)という笛です。
この笛は能や歌舞伎、神楽で使われています。
この笛の大きな特徴は、音階を故意に狂わせているということです。

この笛「能管」の演奏方法には二つあります。
一つは打楽器のように打つように吹く方法。
この方法は舞にリズムを与えます。
そしてもう一つは舞のリズムを無視して、
全てを包みこむ「雰囲気」を表現するという演奏方法です。

この映像は後者の演奏方法です。
能などの舞台で登場人物が名乗りをあげるシーンで吹かれる曲です。



人間や鬼や亡くなった人が同時に登場する能などの伝統芸能、
その雰囲気を「幽玄」(ゆうげん)といいます。
この「幽玄」を表現するためには音階を狂わせた笛が向いているのかもしれません。
この日本独特の笛、神秘的な響きがありませんか?
カズトシさん,

日本伝統の笛のご紹介ありがとうございます^^
能管という笛の音色も初めて聞きました。
確かに神秘的な響きですね!! 不思議な感じがします。 

日本人の私も日本伝統の楽器について知らない事が
たくさんあるので、とても勉強になりました^^ ありがとうございます。
大変興味深い記事、ありがとうございます。
神的な世界を表現するためにあえて調律を狂わせる、という発想はとても日本的だと思います。
「幽玄」とはいってみれば、人間の住む世界でない、神や鬼が住む「あの世」のこと。
その人智を超えた美を表現するためには、理性的な演奏方法からの「逸脱」が必要なのかもしれません。
西洋音楽のフルートにおける「ベームシステム」の成立過程との比較をしてみると
洋の東西で、楽器に求めるものの違いが見えてきそうです。

演奏、本当にお上手ですね。またいろんな演奏聞かせてください。
tomoさん
日本語で書いてもよいという条件だったので書いてみました。
これをフランス語に訳すとなると…う〜ん…難しそう。

yossyさん
説明ありがとうございます!
世界の芸能文化を追うと、やはり「胡」イラン高原に行き着きそうです。
西洋のフルートと東洋の龍笛、そして日本の能管、おもしろいですね★
こんにちは カズトシさん,

記事の投稿ありがとうございます。
フランス人の翻訳担当の方がフランス語に直してくれるので
日本語だけで書いても大丈夫ですよ!
はい、あとで、また時間があったら、翻訳します。今は仕事や引越しが忙しくて、頭がバラバラです。
La Piefさん
ありがとう!お引越し大変ですね(^^;
お仕事も頑張ってください。
頭がバラバラな時は、深く深く息をするといいですよ。