Nous ne parlons pas la même langue, mais nous avons tant de choses à nous dire...
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こんにちは、
またここで質問させていただきます。
僕の友人であるベルギー人が日本の小説をぜひ読んでみたい、と言って僕に問いかけてきました。
そしたら僕は単純に村上春樹の「海辺のカフカ」はどうかな、と友人に勧めたのです。
因みに日本語の上級レベル位の人ですが、人が死ぬ話以外に読んでみたいそうです。
やはり長い話よりも、短い話の方が良いのではないでしょうか?
お勧めの本ありましたら、ぜひ教えてください。
宜しくお願いします!
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こんにちは!!
日本語の小説を読めるなんて、かなりの上級者でしょうね。
本はベルギーで購入されるんですか?それともtakumaさんが持ってるのをあげる(または貸す?)んでしょうか?
ベルギーで手に入る本を紹介したほうが良いんでしょうか??
因みに日本語の上級レベル位の人ですが、人が死ぬ話以外に読んでみたいそうです。
やはり長い話よりも、短い話の方が良いのではないでしょうか?
ははは!「人が死ぬ話以外」って面白い条件ですね。でも、分かる気がする。
そうですね、勉強中の方なら、短編のほうが「読み終えた!」っていう達成感があって良いかもしれませんね。
じゃあ、一応短編集だけど、完全な読みきりではなく、一冊通してひとつのストーリーとして成り立っている小説を紹介します。
それだと、毎回少しずつ「読み終えた!」って感じになれるし、
全部読み終わったら、一冊読んだぞ、っていう満足感もあるかな?と思うんですが、どうでしょう?
それと、なるべく素直な文章の小説のほうがいいかもしれませんね。
つまり、読んでて「あれ??」って、文章の内容が理解できなかったとき、自分の日本語読解力のせいなのか、単に想像力のせいなのか分からなかったら、もう続きを読む気がしなくなるんじゃないでしょうか?(考えすぎかな?)
お友達の方の性格とか、いままで読んできた本とかが分からないので、なんとも言えませんが
とりあえず、語学力さえ追いつけば、内容が簡単に理解できるような、分かりやすいストーリーの本を紹介しますね。
なるべく有名なものを紹介します。 どれも、私が好きな小説です。
- 山田詠美 著 『僕は勉強ができない』(新潮文庫刊)
...高校生の少年の日常や悩みが描かれています。会話も多いし、テンポがよくて面白いです。映画化もされています。主人公の少年がとてもカッコ良いので、お友達が女の子えしたら、ぜったいお薦めです。
- よしもとばな 著 『TUGUMI』(中央公論新社)
...これはフランス語にも翻訳されてるんじゃないでしょうか?わがままで病弱な美少女つぐみの物語です。男性にも女性にもウケるストーリーだと思います。これも、映画化されています。
- 恩田 陸 著 『六番目の小夜子』(新潮社)
...ホラーですが、種明かしすると誰も死にません(笑)学園の怪談をテーマにしたミステリー小説ですが、復讐とか呪いみたいな、いわゆる血なまぐさいホラーではないので、ホラー嫌いな人でも楽しめるんじゃないかな?毎回新たな謎が出てくるので、続きがきになってどんどん読めるかも?
- 白岩 玄 著 『野ブタ。 をプロデュース』(河出書房新社)
...ドラマ化されたのでとても有名な小説ですが、原作とドラマではストーリーがちょっと違います。お友達は若い方でしょうか?だったらすごくお薦めです。このドラマは、日本好きなフランス人の若者達にすごく人気になったので「わたしは、原作読んでるよ!」なんてお友達に自慢できるし(笑)。日本の高校生活のようすが描かれています。
とりあえず、フランスの書店でも大手に行けば手に入りそうな有名な作品をあげてみました。
年齢とか性別によって好きな本って違うと思いますが、なにか参考になる本があれば幸いです。
ではでは!!(質問以外でも、いつでも遊びにきてくださいね!)
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